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キリスト教禁教政策の強化、そして鎖国のきっかけとなった
島原・天草一揆 終焉の地「原城」 (長崎県南島原市)。

2018年 世界文化遺産に登録された
『長崎と天草地方の潜伏キリシタン遺産関連』の構成資産のひとつ、
「原城跡」を海上から望むショートクルーズを体験してきました!

・・・前編はこちら・・・

 

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② 陸に上がり「原城跡」を歩く

船を降りたらガイドさんと一緒に無料シャトルバスに乗って実際の原城跡に向かいます。

青い空の下、海に面した緑の丘陵をぶらり散策。

ここが世界遺産「原城跡」の一部だなんて信じがたいほど
のどかで牧歌的な雰囲気です。
(原城跡の敷地の4割は畑として使用されているのだとか)

《参考》原城跡に行くには原城温泉「真砂」から無料シャトルバスで。
(一日14便、一時間に二本程度運行)

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため臨時運休しています。
期間:2020年3月1日~31日(予定)
自家用車・レンタカーで原城跡へお越しの際は、
原城跡近くの「原城温泉 真砂」に駐車し、徒歩でご移動ください(約15分)。
原城跡敷地内に駐車することは、世界遺産保護の為禁じられております。

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ガイドさんの話によると、原城は「海城」という地の利のほか
多数の兵をスタンバイさせておくことのできる虎口(出入口)の空間が広く複雑で、
より実戦的な造りになっているのが特徴だそうなのですが、
有馬晴信の失脚後に廃城となった後、島原・天草一揆の籠城戦の舞台となった以外は
実戦に使われたことは一度もなかったのだとか。
難攻不落の城が最初で最後に実戦に使われたのが農民一揆だなんて、なんだか皮肉な話ですね。

一揆のあと、原城は再び「キリシタンの巣」にならないよう徹底的に破壊されました。
そして「キリシタンは生き返る」と恐れられていたため、
一揆参加者の遺体は首と胴体が切り離され、別々の場所に埋められたそうです。

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こちらは当時の石垣。
一揆のあとに埋められ、数年前の発掘調査以前は地上に姿を現していなかったのだとか。

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櫓台(天主)の跡地

さきほど海から見えていた一番高い部分にやってきました。
海抜30m、海に突き出た天主は灯台の役割も果たしていたとか。
向かい側には口之津港が見えます。

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有明海を見つめる三体の石像。
見つめる先には、乱の首謀者たちが密談し一揆を起こすこと決めたといわれる
「湯島」、別名「談合島」が見えます(右手のお饅頭のような島)。

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こちらはガイドの内山さんおすすめの風景。
正面は雲仙普賢岳、右手に有明海が広がる美しくのどかなこの地が
日本を揺るがした大事件の舞台だなんて、パッと見ただけでは想像もつきませんよね。

私は今まで、島原・天草一揆 終焉の地「原城跡」は
キリスト教禁教政策の強化、そして鎖国のきっかけとなった歴史上重要な場所で、
世界文化遺産の構成資産にもなっているけれど、
教会などのように建造物もなく、その価値や魅力を理解しにくいなぁ…と思っていたのですが、

現地で地元の歴史に詳しいガイドさんに案内していただいたことで重要なポイントがよく分かったし、
さらにガイドブックに載っていない地元の方だから知っている裏話(?)なども伺うことができ、
大満足でした!!

 

③ ランチ(Cコースのみ)

【Cコース】は原城跡の見学後に原城温泉「真砂」または 割烹旅館「城」の特別ランチ付き。
今回私が伺った割烹旅館「城」では、地元産の食材を中心としたお料理をいただくことができます。

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メニューは地元食材をたっぷり使った郷土料理ランチ(左)または刺身定食(右)。

郷土料理ランチのメイン料理は「具雑煮」。
一説には島原・天草一揆の際、一揆軍の総大将であった天草四郎が農民たちに餅を兵糧として蓄えさせ、 山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊き、栄養をとりながら88日間の籠城戦を戦ったときの料理がはじまりと言われています。
栄養バランスもよく、お出汁がとっても美味しい!

また具雑煮の斜め下の小鉢に入っている黒っぽい料理は、
原城跡の近辺の限られたエリア(南島原市南有馬町)のご当地グルメ「ひょっつる」。
特産であるワカメの葉をゼリー状に溶かして細めんに加工したご当地麺です。
一説によると名前の由来は「ひょっ」と思い立ったときに「つるっ」と食べられるからなのだとか!
原材料はワカメ100%なので低カロリーでミネラルも豊富。
ポン酢だれでさっぱりいただきました。

特産のジャガイモで作った「南蛮コロッケ」は驚くほどホクホク!
甘めの味付けで小さいお子さんにもおすすめの味です。

刺身定食は、海に囲まれた島原半島らしい海の幸が中心。
特にタコとイカは透き通るほど新鮮でほんのり甘く絶品でした!

 

島原半島の心地よい海風を感じながら、
島原・天草一揆終焉の地「原城跡」の歴史に
思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

~海上から原城跡を望む~ キリシタンクルーズ ≪日帰りプラン≫

※新型コロナウイルス感染拡大防止のためガイド予約受付を休止しています。
 期間:2020年3月1日~31日(予定)

【Aコース】 船上 ガイド         税込4,200円 (所要時間:約1時間)
【Bコース】 船上+原城跡 ガイド     税込4,700円 (所要時間:約2時間)
【Cコース】 船上+原城跡 ガイド 昼食付 税込5,700円 (所要時間:約3時間)

○ 1隻ごとに専属ガイドが同乗し、原城跡を詳しく説明。
○ 2名から催行。一隻あたりの定員は5名前後ですが、複数隻使用で40名まで受入可能。
○ 3コース共に島原・天草一揆の出土品や南蛮貿易について展示してある
「有馬キリシタン遺産記念館」の入場券付き。
原城跡はとても広く、目に見える遺構は主に石垣だけなので、
記念館とセットで見学するのがおすすめです!(原城から車で5分ほど)
http://tomocchi.nagasaki-tabinet.com/post-7338/
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館中。期間:2020年3月1日~31日(予定)

問い合わせ先:南島原ひまわり観光協会(電話:0957-65-6333)
https://himawari-kankou.jp/tour/detail.php

 

世界文化遺産【原城跡】

所在地:〒859-2412 長崎県南島原市南有馬町
アクセス方法:
《車》 長崎空港、長崎市内からそれぞれ約100分
《バス》島鉄バス原城前バス停より徒歩15分
※近日中に公共交通機関で行く詳細アクセス方法の記事をアップ予定です

基本情報はこちら
観光モデルコースはこちら 
南島原ガイドの会「有馬の郷」
地元ガイドがキリシタン史跡や遺物などについて分かりやすく案内します。
また「原城跡総合案内所」では、土・日・祝日限定でワンコインガイド(500円/予約不要)を実施しているほか、各種パンフレットや「原城VR」用のタブレットの無料貸出を行っています。

【お知らせ】
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
原城跡無料シャトルバス、本丸総合案内所、有馬の郷によるガイド新規予約受付、
原城跡でのワンコインガイド(土日祝)が休業となっています。
期間:2020年3月1日~31日(予定)
詳しくはこちらをご確認ください 

 

◆テレビ放送のお知らせ
【3/14 ブラタモリに原城跡が登場します!】

3月14日(土)放送のNHK「ブラタモリ」のテーマは
「島原・天草 ~なぜキリシタンは250年も潜伏できた?~」
世界文化遺産になった天草・島原をタモリさんがブラブラ歩いて「潜伏キリシタン」の秘密を解き明かします!
放送日時:2020年3月14日(土)19:30~
https://www4.nhk.or.jp/buratamori/x/2020-03-14/21/19884/2009160/

 

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