こんにちは!ともっちです☆
歴史の教科書でもおなじみの、
島原の乱(島原・天草一揆)終焉の地「原城跡」へ行ってきました。
2018年度の世界遺産候補「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の
構成資産のひとつとしても注目されているスポットです。
(昨日のブログでご紹介した世界で3ヶ所だけの「幻の島」からは300mの距離です)
この日は、島原の乱の総攻撃の激しさを思わせるような大雨でしたが、
城跡に咲くつつじがキレイでした(4月末)。
原城は、今から約500年前の戦国時代のはじめにこの地を治めていた
戦国大名 有馬氏が作った城で、
当時このあたりの政治の中心であった日野江城を守るための支城。
かつては有明海に突き出た丘の上に作られた本丸を中心に
たくさんの建物がありましたが、
江戸時代のはじめに出された一国一城令により、廃城になっていました。
今から380年前、重い年貢の取り立てに反対した
島原・天草のキリスト教信者を含む農民約3万7,000人が、
天草四郎という若者を中心に一揆を起こし、
廃城となっていた原城に88日間籠城。
12万人もの幕府軍によってほぼ全滅させられた
島原の乱(島原・天草一揆)の終焉の地として広く知られています。
破却された石垣
乱後、幕府軍は原城を徹底的に破壊しました。
後の発掘調査によって、破却され埋められた石垣や土砂の中からは
おびただしい数の人骨、十字架などキリスト教に関係のあるもの、
鉄砲の弾などが多数出土したそうです。
(出土品の一部は有馬キリシタン遺産記念館に展示されています)
池尻口門跡
原城本丸への入口のひとつ。
石垣の上部が破壊されているのがわかります。
乱後に埋められており、最大でも1.7mの高さしか地上に出ていません。
背後には有明海が広がっています。
左)天草四郎像
長崎平和祈念像で有名な南島原市出身の彫刻家・北村西望氏の作品。
中)天草四郎の墓
西有家町にある民家の石垣の中に埋もれていた墓石を、
ゆかりの深い原城跡に移し供養したといわれています。
右)ほねかみ地蔵
乱後に散乱していた遺骨を
敵・味方の区別なく拾い集めてその霊をなぐさめたもの。
降りしきる雨の中、有明海を見つめたたずむ三体の石像。
見つめている先には、
乱の勃発前、首謀者たちが会談し、一揆を決めたといわれる
「湯島」別名、談合島があります。
【ともっちより】
原城跡はとても広く、目に見える遺構は主に石垣なので、
訪れる前には、車で5分ほどの距離にある
有馬キリシタン記念館で事前学習をしてから見学されることをお勧めします!!
(というわけで、次回のブログでは有馬キリシタン遺産記念館
そして日野江城跡をご紹介します。)
【原城跡】
所在地:〒859-2412 長崎県南島原市南有馬町
アクセス:島鉄バス原城前バス停より徒歩15分。
国道251号線沿い、南有馬町に入ると案内あり。
◆地元ガイドの案内でじっくり巡るのもおすすめ!
モデルコース【島原の乱最後の舞台「原城跡」を巡る】
【原城観光おすすめランチ】真砂御膳1,300円
島原の乱(島原・天草一揆)に由来する島原の郷土料理「具雑煮」をはじめ、
お刺身、天ぷら、デザートもついて味もボリュームも満足。
◆原城温泉 真砂
住 所:〒859-2414 長崎県南島原市南有馬町丁133
電話番号:0957-85-3155
ランチのあとは、原城や島原の乱(島原・天草一揆)、
それ以前の島原におけるキリスト教の繁栄期について知るために、
有馬キリシタン遺産記念館、そして日野江城跡へ。
・・・この続きは次回のブログでご紹介します!
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